「この募集文、さっきも別のクライアントで見たような気がする……」
そんな違和感を抱いたことはありませんか?
みちこアカウントは違うのに、募集文が完全に使い回されている?!
実は、クラウドワークスなどの低単価案件(100円〜500円)をかなりの数応募して、
Notionで記録を取り続けた結果、驚くべき事実が見えてきました。
こんなケースが多発しているのです。
結論から言うと、それらの多くはライターの採用が目的ではなく、
その先のスクール勧誘やバックエンド商品への誘導が目的でした。
この記事では、私が実際にNotionで裏取りした「応募してはいけない案件」の共通テンプレを公開します。
「自分のスキル不足かも?」
悩む前に、まずはその募集文が「地雷」ではないかチェックしてみてください。
私が「応募してはいけない」と断言する募集文テンプレ
ネット上の噂では「低単価でも良いクライアントはいる」と言われることもあります。
しかし、あえてここで断言させてください。
私がNotionで記録を取りながら検証した限り、以下のパターンに当てはまる案件は、
100%の確率で「スクール勧誘」または「ネットワークビネス系」でした(;´Д`)
例外は、ただのひとつもありません。
何度も言いますが、これはあくまでも**「私が応募した案件に限っては」**です。
私のNotionに刻まれた「地雷案件」の共通テンプレを公開します。
パターン1:組織的な「スクール勧誘」テンプレ
私が体験した「スクール勧誘」と思われる案件は、全部で4件ありました。
募集要項からの流れは、以下のような感じです。
① 募集要項の違和感
継続の場合の報酬は「文字単価2円」程度ですが、テストライティングは100円という条件になっています。
タイトルは「〇〇ライティングに関わりたい方!」「〇〇のテーマで文章作成」など
共通点はないものの、募集詳細の概要などは何かしらのテンプレートを貼り付けたような形跡があります。
ジャンルが異様に多岐に渡っていたり、“〇〇が得意な方”の“○○”の部分がそのままになっていたり…
ジャンルはどれか適当なジャンルを選ぶ、○○には何かを埋めるはずが、忘れてしまったようです。
まともなクライアントなら、条件の埋め忘れなんてことは絶対にありません。
- 依頼タイトル: あなたの経験、体験を…的な抽象的であったり、2,000文字3,000円という雑なものも
- 単価の罠: 「本採用後は文字単価2.0円」と高単価を提示→「テストライティングは一律100円(システム利用料込)」となっている。
② 応募後に届く「選別アンケート」
応募すると、事務的なメッセージとともに以下の回答を求められます。
- クラウドワークスの利用歴
- スクール受講の経験(学習内容の記載を求める)
- 案件獲得数
これはライティングのスキルではなく、あなたの「今の状況」を測る質問です。



ここで返信後、音信不通になった案件が1件ありました。
③ 流れ作業のようなテスト案内
アンケートに答えると、マニュアル(Googleドキュメント)が送られてきます。
「3日以内に納品をお願いいたします。完了したらご連絡ください」
④ 決まり文句の「面談お誘い」
納品後、記事の質に関わらずこのメッセージが届きます。
「継続依頼の判断にあたり、面談を実施させて……候補日時を3つお知らせください」



面談希望日のメッセージを送ったあと、音沙汰がなくなったクライアントもいましたね。
「真面目な記録」が最強の武器になった
なぜ私がこれほど断言できるのか。
それは、クラウドソーシング初心者として、「同じ案件に二度応募しないように」と、
Notionにやり取りをすべてコピペして管理していたからです。



うっかり何回も応募したら、失礼だもんね💦
ふと記録を見返したとき、ゾッとしました。
アカウント名は違うのに、メッセージが一言一句同じ。改行の位置まで全く同じ。
結局、こうした「コピペ案件」は、メッセージどれかのタイミングで返信が来なくなるものが多いです。
※ちなみに私はこのタイプに4件応募し、面談まで行ったのは結局1件だけでした。
「自分の実力が足りなくて返信が来ないのかな?」と悩んでいるあなた。
それは実力のせいではなく、
あなたが「勧誘しにくい相手」だとバレただけかもしれません。
【実録】「SEOが全て」と不安を煽るスクール勧誘面談の全貌
同一業者と思われる3つの案件から、唯一進んだ1件のZOOM面談。
そこで行われたのは、業務の指示ではなく、私の「学習環境」への執拗なヒアリングでした。
困っていると言わせたい相手
面談を担当したのは女性。



こんにちは。今日はみちこさんのスキルや悩みについて教えてください!
あとになって思えば、やり取りの中で
彼女が「私の弱点」を探り当てようとする意図が透けて見えるものがありました。



書くことにつまずいたり、つらくなることはないですか?



書くことは好きなので、ほとんどありません!!



……、へぇ…そうなんですね…
ここで、私が「つらい、大変だ」と答えれば、
「うちの環境ならサポートがありますよ」と繋げるつもりだったのでしょう。
私がポジティブに返したため、相手は即座に「SEO」という、
初心者が不安になりやすい専門領域に話を切り替えました。
既存スクールのネガティブキャンペーン
私が現在、大手AIスクールで学んでいると伝えた瞬間に、質問の矛先が変わりました。



そこでは、受けた案件の添削(フィードバック)はしてくれますか?



一受講者の案件添削まではしていないと思いますけど…



今はSEOが全て。環境を変える(添削してもらえる環境に移る)気持ちはありますか?



……ん?(?_?)
これには強い違和感を覚えました。
大手スクールが個別の案件添削まで行わないのは業界の常識です。
それを分かった上で
「今のスクールにはフィードバックがない=不十分な環境だ」
と刷り込もうとしているのでしょうか?
SEOは別で勉強している、ということは伝えましたが、
「フォローしてくれる体制はありますか?」
ということを、とにかくしつこく聞いてきます。
結末:ターゲット外と分かった瞬間の「不採用」
私が「今の環境を変えるつもりはない」とはっきり伝えると、面談の空気は一変しました。



今回はSEOができる人、またはフォローがついている人が優先になります。不採用の場合は連絡しませんので、ご了承ください。
あれほど「即戦力ですね」と持ち上げていたのに、
自社スクールへの引き込みが難しいと分かった途端、シャッターを下ろされたのです。
決定的な証拠:終わらない「全く同じ募集」
この案件は、後日全く同じ募集文、同じ条件でまた募集がかかっていました。
募集終了日時が過ぎると、また全く同じ内容で、新しい期間で掲載。
それが過ぎるとまた…というように、少なくとも3回は更新されているのを見ました。
もし本当に優秀なライターを数名確保できたのなら、すぐに同じ募集を出す必要はありません。
つまり、彼らが求めているのは「記事を書くライター」ではなく、
「面談という名の営業の場に座ってくれる、迷える初心者」
という名のリード(見込み客)なのかもしれませんね。
ライターとしての実力を否定されたわけではなく、
単に『彼らの商品を買わない客』としてリストから外されただけ。
そう考えると、不採用の通知が来ないことすら、清々しく感じられました。
パターン2:ネットワークビジネス系テンプレ
これは、スクール勧誘系よりも複雑です。
テンプレ、といっても「一語一句同じ」ということではありません。
なので、「この文面は危ないぞ!」と一目でわかるチェックリストは出せないのですが、
ニュアンス的な共通点はあります。
ネットワークビジネス系の場合、テストライティングの時点では違和感を感じません。
なぜなら
- レスポンスが早い、丁寧
- なんなら修正やフィードバックなど、「ちゃんとライティングの仕事っぽい」対応がなされる
- 面談日程もさっくり決めてくれる。途中で音信不通にならない
それだけに、ここを怪しむと人間不信になるレベルです。
この経験で、私はクラウドソーシング恐怖症になりかけました。
【実録】「誠実なクライアント」から「三者面談」への不可解な流れ
最初は誠実だと感じたクライアントでしたので、面談も楽しくお話をしました。
私がどんな所に住んでいて、どんな仕事をしていて…ということを
興味深く聞き、笑い、共感してくれる…。



…って、あれ?楽しくお話し??
誠実なクライアントだと信じていたこの面談も、
進むうちに、不気味な違和感が積み重なっていきました。
1. 「採用担当」がライティングを理解していない矛盾
採用担当だという女性は、私のテスト記事を絶賛したあとにこう言いました。



私はライティングができないので、尊敬します!



いやぁ、それほどでも~…え?書けない??
ライティングが分からない人が、どうやって合否を決め、誰に仕事を任せているのでしょうか?
この時点で、ライターとしての技術は二の次であることに気づくべきでした。
2. 「職場」ではなく「チーム」と「ボス」
話に出てくるのは、海外に拠点を置く「ボス」。
「子どもの急な発熱にも理解がある職場なんです」
「120人の仲間と得意分野を出し合って、チームで動いています」
仕事(Business)の話ではなく、コミュニティ(Community)への帰属意識。
ここを強調してくるのが、このパターンの特徴です。
3. 謎の「二次面談」と、いつまでも出てこない「報酬」の話
面談は終始和やかでしたが、肝心の業務フローや報酬、契約形態の話は一切出てきません。
代わりに提案されたのは、さらなる面談でした。



次は、もう一人の担当者を交えた二次面談で、私たちの『仲間』として採用になるかが決まります。
仕事の採用に「仲間」という言葉。そして、2対1で囲い込む「二次面談」。
この時点で、目的がライティングから別のものへと変貌していました。
結末:優しさの正体は「ビジネス勧誘」への地ならし
結局、二次面談で提示されたのは、ライティングの仕事ではありませんでした。
普段は面談しないのだけれど、
たまたま日本に帰国していたという「ボス」から出た言葉は、



ライティングをコツコツやるのもいいけれど、ビジネスは他にも色々ありますよ。
もし興味があれば、詳しくご紹介する時間を別途とりましょうか?
いや、私はライティングがしたいんですけどね。



日程を調整してみます………
そういって、その場を立ち去った私は
そのまま、すべてを削除したのでした。
「感じの良い人だから」と交換したLINE。
その丁寧なレスポンスや共感は、すべて
私をこの「ビジネス勧誘」というゴールへ導くための、長い地ならしだったのです。
「怪しい」を見抜くための2つのキラークエスチョン
ネットワークビジネス(MLM)系の勧誘は、かつて友人や知人から受けた経験がある方も多いはず。
私自身の「嗅覚」に基づいた、相手の正体を暴く逆質問を共有します。
面談で違和感を感じたら、以下の2つをぶつけてみてください。
①「どのような組織形態で、どういう流れでお仕事を募集しているんですか?」
地雷の回答: 「組織ではないのですが、個人事業主のチームです。
SNSのコンテンツ販売などをみんなで手掛けています」
チェックポイント: 「個人事業主」「チーム」「仲間」という言葉が出たら警戒レベル最大です。
②「ライティングの継続案件は月何件ありますか? 報酬額の目安は?」
地雷の回答: 「案件によります。内容によって報酬もバラバラなので、一概には言えません」
チェックポイント: 業務委託として発注しているなら、単価設定がないはずがありません。
ここを濁すのは、ライティングが「餌」でしかない証拠です。
私が経験した2つの面談では、
一方は「とにかく気さくで話しやすいベテラン風の女性」、
もう一方は「勧誘トークに慣れていない、口下手な男性」でした。
話し方のプロ・アマに関わらず、聞いていることは
「ライティングの技術」ではなく、「居住地」や「今の生活の困りごと」ばかり。
その時点で、それはもう「仕事の面談」ではないのです。
最後に一つ
私が一番ショックだったのは、
このMLM系の案件で『丁寧な添削(修正指示)』まで入ったことです。
仕事だと信じ込ませるために、彼らは手間すら惜しまない。
もはや低単価案件は、記事を買う場所ではなく
『信者を作るマーケティングの場』に変貌しています。
まとめ:その違和感は「不採用」ではなく「回避」のサイン
Notionで記録を取り続けて分かったのは、
「低単価のテストライティング」という入り口の先に、ライターとしてのキャリアは存在しなかった
という事実です。
- 事務的なコピペで不安を煽る「スクール勧誘」
- 丁寧な添削と共感で懐に入る「ネットワークビジネス」
どちらも、あなたの「文章を書きたい」「成長したい」という純粋な気持ちを、
別の目的へ誘導するための「餌」にしています。
もしあなたが応募した案件で
- 報酬の話が濁される
- 三者面談を提案される
- スキルと関係ない身辺調査
これらが始まったら、迷わずその場を立ち去ってください。
それはあなたの実力不足で「不採用」になったのではありません。
あなたが、彼らの用意した**「カモのリスト」から外れることができた、賢明な勝利の証なのです。




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