「リスキリング」「学び直し」という言葉を、最近やたらと耳にしませんか?
みちこ学び直しブーム、到来❓
政府は「人への投資」を掲げ、企業も社員のスキルアップに予算を割くようになりました。
書店には副業・スキルアップ本が平積みされ、
SNSを開けば「月10万円稼げる副業」「未経験でもできるWebスキル」の広告が流れてくる。
一見すると、学びたい人にとっては追い風の時代です。
ところが、同時に目に入ってくるのが、
「副業サポートプラン代詐欺」「SNS発の副業トラブル」といったニュース。
特に40代以降の被害報告が相次いでいます。
特に2026年に入ってからは、
『副業サポートプラン代』名目の詐欺や、SNS発の“簡単副業”トラブルのニュースが続いています。
「学びたい人ほど狙われる時代」
そんな不安を抱えながら、クリックボタンの手前で立ち止まってしまう。
あなたも、そんな経験はありませんか?
リスキリングや学び直し自体は悪いものではありませんが、
2026年の今は『40代からの不安』につけ込む副業詐欺ビジネスも増えています。
2026年の副業詐欺ニュースに見る、”40代が狙われる”3つの共通点
まずは、実際に報道された副業詐欺の事例を振り返ってみましょう。
具体例
副業サポートプラン代と称して数十万〜数百万円をだまし取られた事件
「スキルゼロでもサポートがあるから大丈夫」と言われ、高額な初期費用を支払ったものの、まともなサポートは受けられなかった。
SNSの”簡単副業””先買い副業”で高齢者が被害に遭ったニュース:「商品を先に購入して、転売すれば利益が出る」と言われたが、実際には商品が届かず、お金だけが消えた。
共通する3つのポイント
ポイント①:「今だけ」「あなただけ」など、限定感で急がせる
「今月末まで」「先着10名様」「このページを閉じたら二度と見られません」
こうした言葉で、冷静に考える時間を奪います。
焦って判断すると、普段なら見抜けるはずの怪しさに気づけなくなるものです。
ポイント②:仕事の中身より「月◯万稼げる」など収入面だけを強調
「何をするのか」「どんなスキルが必要なのか」という説明がほとんどなく、
ひたすら「月10万」「初月から収入」といった数字ばかりが並びます。
本来、仕事である以上、やるべきことや求められるスキルがあるはず。
それが曖昧なまま収入だけを語られるのは、かなり怪しいサインです。
本当に二度と出てこない!なんて広告はまずありません!!
ポイント③:「サポートプラン代」「教材費」など、先にお金を払わせる仕組み
普通の仕事なら、働いた分だけ報酬が発生します。ところが詐欺まがいの副業では、「初期投資」「サポート費用」という名目で、先に数十万円を請求されることがあります。
払った後に「実際には稼げない」「サポートが受けられない」と気づいても、もう遅い。そういう構図です。
なぜ学び直しを考える40代が、副業詐欺のターゲットになりやすいのか
ここで考えたいのは、なぜ40代がターゲットになりやすいのかという問題です。
40代は、いくつもの不安が同時に押し寄せてくる世代だと言われています。
- 収入の頭打ち:昇進や昇給が見込めず、このままでいいのかと焦る
- 老後資金の不安:年金だけでは足りないかもしれない
- 親の介護:突然始まる可能性があり、時間もお金も必要になる
- 子どもの教育費:大学進学を控え、数百万単位の出費が見えてくる



これらが一度に重なると、
「このままじゃまずい」という焦りが生まれますよね。
そこに、「今すぐ稼げる副業」「一発逆転の方法」といった甘い言葉が飛び込んでくる。
不安を抱えている人ほど、その言葉が心に刺さりやすくなるのです。
さらにややこしいのが、
「ちゃんとした学び直し」と「不安を煽るだけの副業ビジネス」が、
どちらも”リスキリング”という同じ言葉を使っていること。
見た目が似ているからこそ、どちらが本物なのか、判断が難しくなっています。
学び直しブームの中で、「正しいリスキリング」と副業不安ビジネスをどう見分ける?
では、良質な学び直しと、不安ビジネスの違いはどこにあるのでしょうか?
良質な学び直し・リスキリングの特徴
✅ 具体的にどんなスキルが身につき、どんな仕事に活かせるかが説明されている
「Excelのピボットテーブルが使えるようになる」「Webライティングの基礎が学べる」など、内容が明確。
✅ 費用と得られる内容が比較的透明で、すぐ高額ローンを組ませない
「月額3,000円」「一括払いで5万円」など、料金体系がはっきりしている。いきなり数十万円のローンを勧めてこない。
✅ 主語が「あなたのキャリア」「できることを増やす」で、収入は”結果”として語られる
「このスキルを身につければ、転職の選択肢が広がる」「副業で月3〜5万円の収入が見込める」など、スキルがあってこその収入という順序。
不安ビジネス寄りの副業サービスの特徴
❌ 主語が「収入」「月◯万円」で、「あなたの強み」「働き方」にはあまり触れない
「月○○万稼げる」ばかりが強調され、何をするのかが不明瞭。
❌ 「何も考えずに」「スキルゼロで」「誰でもすぐ」など、努力や時間の話を避ける
本来、新しいことを学ぶには時間も努力も必要なはず。それを一切語らないのは、現実的ではありません。
❌ 契約を急がせる言葉が多く、冷静に考える時間を与えない
「今なら特別価格」「残り◯名」など、焦らせる表現が目立つ。



限定○名や残り○名!はよく聞くけど、私は即決しなきゃいけないものは諦めることにしてるよ!
2026年、40代が副業や学び直しを”安心して”始めるための3ステップ
では、実際にどうすればいいのか?ここでは、40代が安心して学び直しを始めるための3ステップをご紹介します。
ステップ1:ニュースを”他人事”で終わらせず、「自分も同じ心理になるかも」と自覚する
「詐欺に遭うのは情弱だけでしょ」と思っていませんか?
実は、忙しすぎると判断力が落ちるというデータがあります。
仕事と家事に追われ、夜中にスマホをいじっているときほど、冷静さを失いやすい。
「自分も気をつけないと」と自覚するだけで、ブレーキがかかるようになります。
ステップ2:申し込み前に必ず立ち止まる「3つの質問」
何かに申し込もうとしたとき、この3つを自分に問いかけてみてください。
- これは月いくら払うのか?
- 何ヶ月続ける前提なのか?
- 終わったあと、自分のどんな選択肢が増えているのか?
特に3つ目が大事です。
「月10万稼げる」ではなく、「自分に何が残るのか」を考える。
それが見えないなら、立ち止まるべきサインです。
ステップ3:無料〜低リスクの学び直しから始める
いきなり高額スクールに飛びつく必要はありません。まずは小さく試してみる。それが一番安全です。
ここ数年、企業向けだけでなく、個人向けのリスキリング支援や職業訓練も少しずつ整ってきています。
低リスクで始められる学び直しの例
- 公的なリスキリング支援:ハローワークや自治体の職業訓練プログラム
- 企業内の研修制度:会社が費用を負担してくれる研修があるかチェック
- 安価なオンライン講座:Udemy、Schoo、Courseraなど、1,000円〜数千円で始められるものも多い
「まずは月1,000円のオンライン講座を1ヶ月続けてみる」
そのくらいの小さなスタートでいいんです。



私はUdemyのセールや、まとめて勉強したいときは月額プランを利用してるよ!
それでも「怖い」と感じる40代へ──割り切り方の提案
ここまで読んでも、やっぱり怖い。そう感じる方もいると思います。
正直に言えば、100%安全なものを選ぶのって、とても難しいです。
だからこそ、
「失ってもいい額」「失ってもいい時間」を自分のなかで決めておくという発想が大切になります。
感情ではなく、仕組みで自分を守る工夫
お金を払う前に、一晩おく
夜中の申し込みは危険です。翌朝、冷静な頭で見直してみる。
信頼できる人に、一度リンクを見てもらう
家族や友人に「これ、どう思う?」と聞いてみる。第三者の目は意外と冷静です。
「失っても後悔しない金額」を決めておく
たとえば「月3,000円まで」「合計1万円まで」など、自分のルールを作る。



一晩おくのはホントおすすめです!
最後に、一番大切なことをお伝えします。
「不安を消してくれるサービス」ではなく、
「不安と付き合う力を増やしてくれる学び」を選びましょう。
不安は、完全には消えません。
でも、スキルが増えれば、選択肢が増えます。
選択肢が増えれば、「このままじゃまずい」という焦りは、少しずつ和らいでいきます。
焦らず、小さく始めてみませんか?
それが、2026年の40代にとって、一番現実的な学び直しの形かもしれません。


コメント